
ここ最近DIY商材が売り上げを伸ばしていると良く耳にします。
ホームセンターの木材コーナーでも人が増えたなと思うようになりました。
そこで今回は、DIY初心者の人でも手軽に始められるラブリコの使い方を説明していきます。
これさえできれば、簡単におしゃれなお部屋の模様替えができますよ。
「ラブリコ」とは
LABRICO(ラブリコ)は、突っ張り棒のトップメーカーである平安伸銅工業株式会社が出している、DIYパーツです。
パーツ
- アジャスター
- シェルフサポート
- ジョイント
の3つが主に使われます。
アジャスター
このアジャスターと言われるパーツを木材の両端に装着することで、木材が床と天井に対しての強力な突っ張り棒のように柱を立てることができます。
サイズは「2×4(ツーバイフォー)用」と「1×4(ワンバイフォー)用」があります。
素材もABS樹脂とアイアンの2種類があるので部屋の雰囲気やイメージに合わせて使い分けることをおすすめします。
トラシはABS樹脂タイプの2×4のホワイトカラーが見た目も可愛くて、使い勝手が良く、気に入って使っています。
シェルフサポート
シェルフサポートは棚受けパーツです。
アジャスターと色を合わせると統一感が出ます。
サイズ展開は2×4、1×4、1×6、1×8の4サイズ
素材はABS樹脂が基本で、2×4のみアイアンもあります。
ジョイント
ジョイントは2本の木材を繋げて1本にするパーツです。
サイズは2×4で、ABS樹脂ジョイントとアイアンジョイントがあります。
ABS樹脂ジョイントの場合、床から天井までの長さからアジャスター用に95mm短くした長さから、さらにー26mmの長さにしてください。
木材を用意しよう
木材を用意する際に必要となるのは計測です。
①床から天井までの長さを測る
②棚として必要な幅を測る
素材やタイプによって、用意する長さが変わるので注意してください。
①の木材を買う際には、床から天井の高さからアジャスターのタイプ別で以下に記載した長さ分短くしてください。
ABS樹脂のスタンダードなタイプは−95mm。
アイアンタイプは−75mm。
ABS樹脂の強力タイプは−120mm。(テレビや自転車をかける際は−160mm)
②の木材を買う際には、柱も含めた長さから2本の柱の幅とタイプ別で以下に記載した長さ分短くしてください。
2×4の場合、短辺の長さは約38mm、長辺の長さは約89mm。およそでよければ短辺4cmと長辺9cmとして計算しても大きく失敗することはありません。
トラシは4cm,9cmでいつも計算しています。
シェルフサポートの種類によって短くする長さが異なります。
2×4タイプは短くする必要はないです。
1×4、1×6、1×8タイプに関しては−20mm。
例
ABS樹脂スタンダードタイプのアジャスターと1×8のシェルフサポートを使用して、
床から天井までが2400mm、棚は4段で幅は1000mmのラックを作りたい場合。
2×4のSPF木材2本 2400mmー95mm=2305mmを2本
1×8のSPF木材4枚 1000mmー40mmー20mm=940mmを4枚
といった形になります。
木材のカットはホームセンターで長さを言って、加工代を払えばやってくれるところが多いので、頼んでしまった方が楽です。
料金も1カット50円〜100円の価格設定が多いはずです。
端材は、今後DIYする時などにも使用できますので、一応もらって帰ります。
ただし、ここで問題になるのが、柱になる木材をどう運ぶか。
大きめのステーションワゴンやミニバンのような車であれば良いのですが、流石に2メートルを超える木材を運ぶ車がないよという方は、このパーツを使いましょう。
組み立てよう
木材とラブリコを用意したら、あとはネジをドライバーでねじ込んでいくだけ。
電動ドライバーがあると作業が一気に楽になります。
私の愛用はボッシュです。
ポジドライブなど10種のビットがついていて、IKEAの家具もなめずに組み立てられる汎用性、かつ、コードレス。
コンパクトなのにパワフルで、この価格はコスパが非常に良いです。
これで簡単にオリジナルのDIY棚が作成できますよ。
塗装などもありますが今回は初級編ということで省きます。
自分で作ったものはより愛着が湧きますし、自分が置きたいものの大きさに合わせてカスタマイズできるのも良い点です。
ぜひ試してみてくださいね。
では、また。


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